知れば知るほど面白くなる。
2mmのガラスを並べるイタリアの工芸
ミクロモザイク
どんなところが面白いの?
〇緻密なところが面白い
細かい作業が好きな人なら、没頭することで気分をリフレッシュできます!
〇ルーツが面白い
ヴァチカン・サンピエトロ寺院の絵を見たことがありますか。
実は、全て数ミリほどのガラスを積み重ねてでできいるのです。
18世紀に開発された、この技術がミクロモザイクの原点です。
〇歴史の変化が面白い
【20年前】
見たことある?初めて見る?
印象に残るカラフルな外国のお土産。
20世紀前半、コスチュームジュエリーが流行した時代のもの。
一粒ずつ細工された極小のガラスが並んでいます。
【200年前】
19世紀にはなくなったといわれる幻の技術。
犬の絵に見えるけど、毛や葉み一本ずつ並べたガラスのモザイク。
〇受講生から聞く、ミクロモザイク制作の7つ魅力
2、アレンジの幅が広くて、自分ならではのデザインを楽しめる
3、ガラス工芸なのに、火を使わず楽しめる
4、自宅でもできる
5、細かい作業に没頭できる
6、作業を途中でやめて、途中から始められる
7、作った作品もあとから修正できるので、クオリティーがより高まる
ミクロモザイクを日本で作れるのはなぜ?
〇イタリアの歴史ある手法をお手本に、日本でできる技術を研究
協会におけるミクロモザイク制作の発端は、協会理事のアンティーク作品との出会い。長年とんぼ玉で磨いたガラスのスキルを活かせると感じました。
アンティーク品や本を収集するなどして制作方法を模索。華々しい歴史を持ちながらも日本では制作する人が見つからず、イタリアの職人探しから始め、数々の職人と交流を重ねて研究してきました。
〇下町の小さな工房での作品作りから、技法を広めるための協会組織へ
作品に興味をもった生徒さんたちから、徐々に作ってみたいとのご要望をいただきました。初心者でも作りやすい課題、バーナーを使わなくても作れる方法を、、、と模索する中で、教室、講師養成講座、協会の設立。コロナ渦でWEBを使用しての講座へと広がっています。
〇ミクロモザイクの制作は、なぜ世界に広がっていない?
実は本場イタリアでもミクロモザイクを専門にしている教室はありません。
なぜなら、まず材料を揃えることが大変だから。イタリアやその他の国の作家は、専用粘土・ガラスパーツ・ベース皿、全て自分で制作することが基本なのです。
流通にのせるため画一的な材料にしてしまうと、ミクロモザイクの魅力は全く消えてしまいます。でも材料を一から全て作ると、技術の習得と作品制作にとてつもない時間が必要になる。それが、たやすく広がらない要因でした。
(イタリアでのガラスパーツの制作風景)
〇あなたが楽しめる日本ミクロモザイク協会の講座とは?
身近にミクロモザイクを楽しんでいただくために、『専用粘土』『ガラスパーツ』『工具』そして、『技法』を独自にまとめた講座です。
当初は一般的な材料で済まそうとしたのですが、極小のパーツを並べるなど初心者では手に負えない難しさがあったため、試行錯誤と商品開発を重ねて専用の材料を揃えました。基本的に材料自体が少量生産のハンドメイドです。
〇材料はどこで手に入る?
オンラインの『ミクロモザイク専門ショップ』では、基本の材料を揃えることができます。
〇まとめ
「贅沢なクラフト」
・手作りで表情豊か、色も形も大きさも多種多様な、手作りのガラスパーツが材料
・やり直しがきくので、思い入れのある作品が残る
・時間を使って大型の絵画やアート、超細密の作品を作ることもできる
・イギリス人貴族に愛されたローマ土産の歴史を持つ
それが、ミクロモザイクです。
どんな風に受講できるの?
〇詳細は下記から専用ページへリンクしています。(一部外部サイトへリンクします)
講師に習う
気軽に楽しみたいなら、好きな作風の講師を選べる『オンライン・オリジナル講座』
実際にちらっと見たり作ったりしたいと思ったら『イベント・ワークショップ』(協会Facebook)
動画で習う
時間を気にせずレッスンを受けたいなら『動画講座』(外部サイト・日本ヴォーグ社)
とりあえず自分でつくる
スタジオタック監修 なかの雅章定価 3,300円(税込み)